ブランディングの仕事をしていると「軸を決めましょう」とよく言う。だがその「軸」とは、本当のところ何を指しているのか。
目次
「軸」を3つの層で定義する
私たちは「軸」を3つの層で定義している。
①世界観(Why):なぜこのブランドが存在するのか。②態度(How):どう振る舞うのか。③表現(What):何で自分を見せるのか。
この3つが上から下へと一貫していると、ブランドは「ぶれない」。逆に、表現だけを整えても、世界観と態度が揺らいでいれば、いずれ崩れる。
軸は「決める」より「選び続ける」
実は、軸は一度決めたら終わり、ではない。日々の意思決定で「これはわれわれらしいか」を選び続けることで、輪郭が浮かび上がってくる。
だからこそ、ブランドガイドラインだけでは足りない。判断する人、判断する場、判断する文化—この3つが揃っていなければ、軸は形骸化する。